「衛星」の技術力、高校・大学生競う 前橋で宇宙人材育成イベント きょうまで

 宇宙産業に関わる人材の発掘・育成を目指す「ぐんまスペースアワード(GSA)2024」(上毛新聞社主催)が6日、前橋市の前橋総合運動公園で始まった。ロケットの打ち上げ実験など多彩な催しが行われ、宇宙や科学に思いを巡らすファンの熱気に包まれている。7日まで。
 初日はカメラやセンサーを載せた空き缶サイズの模擬人工衛星「缶サット」の技術力を競う「ぐんま缶サットチャレンジ」が行われた。県内の高校と大学から5チーム計24人が参加。ドローンに缶サットを搭載して高さ40メートルから投下し、着地までの間に気温や気圧などのデータを計測した。
 7日は水を入れたペットボトルに空気を注入して飛ばす「水ロケット」などの教室、高度や滞空時間を競う「ぐんまロケットチャレンジ」が行われる。当日参加できるワークショップや宇宙服体験、ロケットの模型展示もある。午前9時~午後5時。入場無料。
(文 佐藤秀樹、写真 関口和弘)

上毛新聞 掲載日
2024/07/07

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